2018年4月23日月曜日

今日までは晴れていますが…

シジュウカラが小枝をくわえたと思ったら…


シャクガの仲間の幼虫だと思いますが、
枝の変身術を見破られたようです!

小鳥に見つからない工夫
 小鳥は人間と同じように、色や形を識別することができる。
だからイモムシも、体色や姿を工夫したものが多い。
よく見られるのは、体の色が植物の葉や枝と同じような緑色や茶色をしている保護色だ。
中には、じっとしている姿が枯れ枝そっくりのものもいる。
また体に黒っぽいもようを描くことで、背景の影の部分にそのもようが溶け込み、
イモムシの形をわかりにくくするものもいる。
体が大きくて葉の裏に逆さにつかまっている種類では、背中の色がうすくなっていて、
上から光が当たって背中に影ができると立体感がなくなるようになっている。
中には、小鳥のフンに姿を似せたものもいる。
(『虫のおもしろ私生活』)
カキドオシ
 全国に分布する雑草。
高さ5~25cmの多年生草本。
野原、道ばた、畑地、樹園地などに生育する。
茎は長くつる状になっている。
葉は対生、腎円形で縁に丸みのある鋸歯(きょし)がある。
4~5月頃の開花期に、紅紫色の小さな唇形(しんけい)の花をつける。
つる性の茎は繁殖力が強く、垣根を越えて増えることからこの名がある。
【食用法】
新葉を灰汁とともによく茹でて、水を換え、香臭をとり、塩・味噌にて調理する[備荒][林]。
日常の野菜ならびに救荒用とする[半澤]。
(『救荒雑草 飢えを救った雑草たち』)
カキドオシの葉の裏にいたのがナナホシテントウ(^_-)
テントウムシの模様」(動画)
この花とミツバチの間柄はずっと親密だ。
マメ科のこの花は、からくりの奥に蜜や花粉を隠しているが、ハチは花をこじあける術を知っている。
花に止まると後肢で下の花びら(舟弁 しゅうべん)を押し下げ、奥の蜜に口を伸ばす。
と、その瞬間、舟弁の中から雄しべと雌しべが飛び出してハチの腹に触れて、花粉が運ばれる。
愚鈍なアブや甲虫には蜜や花粉が見えず、口も届かない。
花の紅紫色はハチ好み。
大きく目立つ上の花びら(旗弁 きべん)は広告旗。
その旗に描かれたラインは蜜へと導くガイドマーク。
花は円陣を組み、総出でハチを歓迎する。
(『野に咲く花の生態図鑑』)
自分の体より狭い花や、自分の舌よりも深い花では、
しばしば花の横から穴を開けて蜜だけを盗む「盗蜜」がおこなわれる。
中にはクマバチのように、体が大きく舌が短いためほとんど盗蜜にたよっている種類もいる。
盗蜜するときハチは雄しべ・雌しべに触らないので、花は受粉できずに蜜を採られ損になってしまう。
(『虫のおもしろ私生活』)
巻第十四 3494
子持山(こもちやま)若鶏冠木(わかかへるで)の黄葉(もみ)つまで寝(ね)もと吾(わ)は思(も)ふ汝(な)は何(あ)どか思(も)

  歌意
子持山の若い楓の木が色づくまで寝たいと私は思いますが、お前はどう思いますか。

(「語釈」は省略)

  鑑賞
 歌の本意は愛する人と一緒にいたいという意であるが、
「汝は何どか思ふ」といっている点で、相手に問いかける形になっている。
長い間というのを上の句で巧みな譬喩で表わしている点に誇張したところがあり、それだけユーモアのある歌である。
「子持山」というのも男女の愛情を表わすにふさわしい山の名であり、
「若鶏冠木(わかかへるで)」も調子のよい言葉であって全体に明るくほがらかでユーモアの感じられる歌である。
それだけ二人の間は切実というよりは余裕のある態度で詠まれている。
(『万葉秀歌(五)』)
初めて会ったシジミチョウです。
トラフシジミかな?
卯の花やけふは音なきわらは病(やみ)  蕪村

わらは病―マラリアの古名。おこり。子供に多かったので童(わらわ)病という。
卯の花の匂うこの垣根のうちは、いつも子供らで賑やかなのだが、今日はわらわ病とみえてひっそりとしている。
(『蕪村集 一茶  日本古典文学大系58』
   暉峻康隆 川島つゆ校注者/岩波書店 昭和34年)
カラスビシャク サトイモ科
解説
初めてこの花をみつけた時、見たこともない妙な形にびっくりしました。
ひょっとして、何か特別なものかもしれない、と少し胸をどきどきさせながら図鑑をひこうとしたら、
一緒にいた友達が「それ、うちの畑にいっぱいあるよ」との一言。
地元信州育ちの友人には見慣れた普通の草だそうで、
都会育ちで自然を知らずの私ひとりが感動しただけでした。
でも、私にとってはこの時のカラスビシャクがいちばん心に残っています。
どこかユーモラスなこの形を、ひしゃくにたとえるところまでまだできそうですが、
それをカラスのひしゃくとするところが何ともいえず心憎いですね。
ムカゴや球根で増え、なかなか駆除できない畑のやっかい者として、大変な存在なのだそうです。
●分布:日本全土
●花期:5月~8月
(『花のおもしろフィールド図鑑(春)』)
クサイチゴの実がなっています。
今朝の父の一枚です。
カワラヒワが飛び出したところを撮していました(^_^)v

2 件のコメント:

  1. こんにちは~=^_^=
    虫さん達も変身して隠れるようで凄いですよね
    シジミチョウも色々種類があるんですか?
    クサイチゴも食べたくなるような真っ赤な色していて
    これって食べれるんですか?

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    1. 蘭☆☆さんこんばんは(*^O^*)/

      虫たち特に幼虫たちはいろいろ変身していて
      人間の目には区別できないほど見事ですよ(^_-)
      シジミチョウを初め、虫たちはの種類は非常に多く、
      まだ発見されていない種類も多いようです。

      クサイチゴはそのまま食べられますし、
      ジャムなどに加工されるようです。
      「クサイチゴ ジャム」で検索するとレシピ―がヒットします。
      虫たちも好きなので、いきなり食べないほうがいいですよ(^_-)
      一度、水などに浸しておくと虫たちが浮いてくると思います。

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申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m