2018年2月12日月曜日

雪が残っていました

父と車の中で
「雪がないな…降らなかったのかな?」と話していたら…

日あたらぬ雪路の朝のさびしさを救ふがごとしのこぎりの音  加藤将之
(『昭和萬葉集 巻二 軍靴の響き
   ――満州事変 6年~8年』講談社 昭和55年)
父は昭和6年生まれ、母は昭和8年生まれです。
のこぎりの音はしませんでしたが(^_-)

連れ鳴きの声こぼしをる四十雀  上村占魚
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
梅の蕾はどうなっているかなと思ったら
ジョウビタキ♀が先に来ていました(^^ )
山茶花の花にメジロが蜜を吸いにきていました。
σ(^_^;は咲いたばかりの花を撮そうとするのですが
「散る前の花もいいのを知らないのか」と怒られているみたいです(^^ゞ

 花は盛(さか)りに、月は隈(くま)なきをみ、見るものかは。
(……)
 (よろづ)の事も、始め・終りこそをかしけれ。
(……)
(『新訂 徒然草』第137段より)
ジョウビタキ♀にも睨まれました(*´∀`*)
ジョウビタキ ヒタキ科
 14.5cm。スズメ大の紅色の目立つ鳥。
雄の胸から下尾筒にいたるオレンジ色の深い紅赤色が目立つ。
顔から喉は黒いが、頭頂部からうなじまで灰白色。
これがやはり目立つ。
また翼にある白色大紋もよい識別点。
雌は全体がオレンジかかった灰褐色で、下腹部から下尾筒が、紅赤となり、翼の白紋がある。
まず、見まちがいのない鳥。

動き 藪にとまっており、二足とびで小きざみに移る。
しきりにぴくりとおじぎをしては尾羽をぴりぴりとゆすぶる。
とまり場から、地上や枝にとびつくようにして虫や小果実をとる。
見はらしのよい所とまるので目立つ鳥。
単独または小群で現れる。
波状に飛ぶ。

住みか 山地、山ぎわ、村落、農耕地や河原、または川の水べり、庭、公園など。
要するに低木や藪の多い所、ナンテンやサンザシ・マサキなどの実の多い所。

分布 ほぼ日本全土に現れる。

季節 冬鳥。10月下旬から4月下旬まで。
雪がふると川べりによく現れる。

鳴き声 ヒッヒッ、チュルルル、カッカッ、カカッなど。
(『検索入門 野鳥の図鑑 陸の鳥①』中村登流 保育社 昭和61年)
アキニレの実(食べかす?)がポロポロ落ちてくるので
見上げるとアトリが食事中(^。^)
巻第八(春の雑歌) 1434
   大伴宿祢三林(おほとものすくねみはやし)の梅の歌一首
霜雪(しもゆき)もいまだ過ぎねば思はぬに春日(かすが)の里に梅の花見つ

霜も雪もまだ消えていないのに、思いがけず、春日の里に梅の花を見た。
▽「霜雪」は万葉集に他例はなく、平安時代の和歌にも稀少な語である。
漢語「霜雪」の訓読語だろうか。
「(橘の)柯(えだ)は、霜雪を凌ぎて繁茂す」(続日本紀・天平八年十一月)。
梅の花を、霜や雪を犯して開くものとして描くことの多い詩文の表現に学ぶ歌であろう。
大伴宿祢三林は、伝未詳。
(『万葉集(二)』)
父のお気に入りの一枚です(^_^)b
雲の形がアルプスの山のように見えたそうです。
父も山が好きで槍ヶ岳などに登っていましたp(^-^)q

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