2017年12月8日金曜日

止むのを待って

朝、雨が降っていたので昼からやってきましたp(^-^)q
ユズリハの葉痕が寒空を見上げていました。

まだクサギ(臭木)の果実が残っていました。
クサギが臭いといっても…
カメムシ(クヌギカメムシ?)に比べると…

匂いの使いみちは3通り
 カメムシと聞いてまず思い浮かべるのは、あのくさい匂いだろう。
彼らは天敵に襲われると、成虫では胸のおなか側に、
幼虫では腹の背中側にある左右の穴から、強烈な匂いの液体を出す。
この匂いは天敵を撃退するためのものと考えられてきたが、最近はそれだけでなく、
集団を作るため(集合フェロモン)や、
他のカメムシに危険を知らせるため(警報フェロモン)にも使われている考えられている。

(『虫のおもしろ私生活』)
ジョウビタキ♂(日本では冬鳥ですが、お隣の韓国では?)
 散りつもる 木(こ)の葉朽(く)ちにし 谷水も 氷(こほり)に閉(と)づる 冬は来にけり

散り積もった木の葉もすでに腐ってしまった谷川、
その水が氷で閉ざされる冬の到来である。

平素から実朝が属目している谷川が氷結しているのを見て、冬の訪れを感じたもの。
(『金槐和歌集(旧版)』昭和56年)

注)今朝は、凍っていませんが、今夜の寒さで凍りそうです…
日溜りの鴨の仕草を視てあかず  飯岡典子
(『現代女流俳人と作品<3>』千葉祐夕編集 文芸出版社 昭和55年)
エナガは、ジ~ッとしてくれない…(^0^;)
 枝を切られた跡が、不思議な表情に見えますね(*´∀`*)

成り行きを握りつぶしておりますと大き笑いがこみあげて来る
(『もしもし山崎放代ですが』)
キカラスウリの実を食べたのは…
根からとった澱粉はてんかふやベビーパウダーに利用されるそうです。
開戦日寡黙の祖父の口の泡
(『俳句で綴る変哲半生記』)
   十二月八日同年酌みかはす  森田 峠(とうげ)

 十二月八日と聞いただけで即座に反応を示す人と、そうでない人とがはっきり分かれる。
この日は運命共同体として、すべての国民が危機存亡の序曲に遭遇したときだ。
加藤楸邨は「十二月八日の霜の屋根幾万」と詠んだ。
昭和十六年十二月八日、ラジオ放送はこう告げた。
「帝国陸海軍は本八日未明、西太平洋において、米英軍と戦闘状態に入れり」と。
いよいよ大戦へと突入したのだ。
 あれから六十幾年もたち戦争を知らない人の方が多くなっている。
けれど戦場で共に戦った人々にはいつまでも忘れられない感慨深い日である。
<同年>の語の意味も重くて深い。
この日に酌(く)みかわす酒席での一語一語に歴史がこめられている。
(『きょうの一句 名句・秀句365日』村上護/新潮文庫 平成17年)

ジョン・レノンが凶弾に倒れた日(1980年12月8日)でもあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿

申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m