2017年12月3日日曜日

暖かいので(^-^)

今朝も日ざしが眩しいほどでした(^。^)


 花が終って果実を結ぶが、熟すると裂けて赤い種子が見え、永く枝に残っている。
この果実は美しいが、薬用にもなり、頭じらみを退治する妙薬であるという。
群馬県山田地方でニシキギをシラミノキ、福島県相馬地方でシラミトリ、
埼玉県、長野県でシラミコロシというのはそのためであるという。

(『植物歳時記』)

ニシキギ(薬用植物)
巻第一 16 額田王(ぬかたのおおきみ)
冬ごもり 春さり来れば 鳴かざりし 鳥も来鳴(きな)きぬ
咲かざりし 花も咲けれど 山を茂(も)み 入りても取らず
草深み 取りても見ず
秋山の 木(こ)の葉を見ては 黄葉(もみち)をば 取りてそしのふ
青きをば 置きてそ嘆(なげ)
そこし恨(うら)めし 秋山われは

冬がすぎて春がやって来ると、今まで鳴かなかった鳥も来て鳴く。
咲かなかった花も咲く。
しかし、山はしげり合っていて、入って手にとれもせず、
草も深く、手折ってみることもできない。
一方、秋の山の木の葉を見るにつけ、
黄葉を手にとっては賞美し、
青い葉を惜いては嘆く。
そこに思わず恨めしさを覚える。
そんな心ときめく秋山こそ。私は。
(『万葉集(一)』)
アオジが「チッ、チッ…」(地鳴き)と可愛い声で歌っていました♪
ジョウビタキ スズメ目ツグミ科
 晩秋の頃、大陸から渡ってくるが山にいることが多い。
日本各地の住宅地の庭先などで見られるようになるのは山に雪が降りだしてからで、
平地でも雪の多い寒冷地では数が少ない。
 1羽で縄張りを持ち、集団で見られることはない。
春先になると日本から飛び去るが、この時期はつがいとなることもある。
 縄張りを主張するときには「ヒッ、ヒッ」とも聞こえる甲高い声で鳴き、
雰囲気はルリビタキの鳴き声にも似ている。

(『野鳥 しぐさでわかる身近な野鳥』
    久保田修/構成 藤田和生/絵 学研 2006年)
 (略)
和名の由来となった白いアイリング(目の周囲の輪状の模様)が目立ちます。
そのため、漢字ではわかりやすく「目白」と書くのが一般的ですが、
じつはメジロと読むもうひとつの漢字表記があります。
 「繡眼児」がそれで、一見難解な表現に見えますが、
「繡」は刺繡の繍で「縫い取り」を意味する漢字です。
つまり、この鳥の白いアイリングは、
糸で縫い付けたように見えるという意味の表記なのです。
 江戸時代の文献には
「目の縁を糸でかがったような鳥なのでこう名付けられた」旨の記述があり、
なるほどと思わされます。
なお、末尾の「児」の字は小さなものを親しみを込めて呼ぶ表現です。
 こうした漢字表記の由来を知ると、
「目白」よりも「繡眼児」の方が適切だと思えてきます。
「目白」では目そのものが白いような誤解を招きかねませんから……。
読み方は同じでも表記によって印象は随分異なるものですね。

(『日本野鳥歳時記』)
尼君のはんなり在す寒桜  植村通草
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
ちっとも雲のない空仰ぎつゝ別れた
(『山頭火著作集Ⅰ あの山越えて』大山澄太編/潮文社 昭和47年)
父が来るのを駐車場で待っていると電話がかかってきた
なんかあったのかな?と思うと
蝶を見つけたので来るようにというので見に行くと
ツマグロヒョウモン♀がジ~ッとしていて
ユキヤナギの枝を持ちあげても飛び立たない
父が撮した写真です(^-^)
フィールド図鑑 チョウ』に
父の田舎の奄美大島で撮影された写真があったので見せてあげました。

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