2017年12月20日水曜日

霜が降りた朝は…

今朝はよく晴れて風がほとんど吹いていませんでした。
こんな時は霜が降りてきます。
霜の害を防ぐために茶畑では冬なのに扇風機が大活躍します
「霜を防ぐ!茶畑の見張り番」

ビワの木で大活躍をするのはメジロ
嘴についているのはビワの花の花粉ですp(^-^)q
(かぞ)ふれば年(とし)の残りもなかりけり老いぬるばかり悲しきはなし

「今年の残り」に「寿命の残り」をかけた。
(『和泉式部集・和泉式部続集』清水文雄 校注 岩波文庫 1983年)
キクイタダキに会えたんだけど…
二羽以上いて頭の黄色い部分や橙色も見えたのですが、
小枝に阻まれてピントを合わせることができなかった(T^T)
 単独で冬越しをする鳥の中には、雄も雌もバラバラになって
なわばりを作って一冬を過ごすものもいます。
 モズやジョウビタキなどがそんな鳥です。
秋に自分のなわばりを決める時には、家族の関係も解消して、
追いかけ合いの激しい争いをすることもあります。
こうして決まったなわばりに、同種のほかの鳥が入ることは許されません。
 なわばりは、繁殖の時に特有のものではなく、
一冬を越すための食糧を確保する大事な領地でもあるのです。
 秋の風物詩といわれるモズの高鳴きは、このなわばり宣言なのです。
(『野鳥ブックス1 BIRD WATCHING―野鳥と出会うために』日本野鳥の会 1981年)
はだすすき 尾花(をばな)刈り葺(ふ)き 神風(かみかぜ)や 内外(うちと)の宮は よろづ世までに

尾花を刈って屋根に葺き、伊勢神宮の内宮・外宮は万年先までも栄えることだろう。

◇はだすすき 「尾花」の枕詞。
◇神風や 「内外の宮」の枕詞。
(『金槐和歌集(旧版)』樋口芳麻呂校注 新潮社 平成28年)
チャッチャッという笹鳴きが聞こえたので見回すと
ウグイスが飛び回っていました(@@;)
■鳥のくちばし
 鳥の体の中でくちばしは、食べ物と深い関係があります。
好みのエサがとりやすいように、食べやすいように少しずつ変化してきたのかもしれません。
(略)
●ハヤブサ
肉食向き。
鋭いカギで肉を引き裂きます。
ワシタカ類、フクロウ類、モズ類がこの形です。
(『野鳥ブックス1 BIRD WATCHING』日本野鳥の会 1981年)
今朝の父の撮影も霜の風景を何枚か撮していました。
母が出会いを楽しみにしていた霜の中を歩くハクセキレイが写っていました。

Q 放射冷却が起こる季節は?
 夜から朝にかけて冷えこむ2つの条件、「よく晴れる」「風も穏やか」という気象状況は、
気圧配置としては「移動性高気圧」に覆われた時の典型的なパターンです。
季節によっては遅霜や早霜をもたらして、農作物に大きな被害をもたらすこともあります。
 秋から冬、春にかけては、「移動性高気圧」が来ると、
昼間はよく晴れて快適なことが多いのですが、
晩は冷えこむので要注意、と覚えておくといいですね。
(略)

移動性高気圧
名前のとおり、移動する高気圧のこと。
西から東に時速40~50キロメートル程度でスムーズに動いていくのが特徴。
中心付近では風が弱く、安定した晴れをもたらす。
(『仕事で得する天気の雑学』片平敦 いろは出版 2015年)