2017年12月19日火曜日

天気予報では晴れでしたが…

公園に着くと今にも降り出しそうな空模様…
途中で、ポツポツ時雨れてきました。

帰る頃に晴れ間が見えました…


宗安小歌集
人の濡衣(ぬれぎぬ)北時雨(きたしぐれ)
曇りなければ晴るるよの

人の噂は北山の時雨のようなもの。
こちらにやましいところさえなければ、いずれは晴れるのだ。
◇濡衣 事実無根の浮名。
◇北時雨 北山の方から降ってくる時雨。
(『閑吟集 宗安小歌集』)
飛びかける 八幡(やはた)の山の やま鳩の 鳴くなる声は 宮もとどろに

空高く飛ぶ八幡山の山鳩の鳴声は、鶴岡八幡宮の社殿も鳴り響くばかりである。

◇八幡の山 鶴岡八幡宮の鎮座する山。
◇やま鳩 山に棲む野生の鳩。
(『金槐和歌集(旧版)』昭和56年)
 マントをひろげて土に返る前の枯葉をみんな抱きしめたい  槇 弥生子
(『昭和萬葉集 巻十八 高度成長の終焉 昭和48年』講談社 昭和55年)
ハシボソガラスの朝ご飯はパンのようです。
世の中は鶺鴒の尾のひまもなし  凡兆
(『芭蕉七部集』)

と、詠まれて心外だと思っているみたい
「朝ご飯を探すのに忙しいのよ!」なんて言っているのかな(^▽^)
 みづとりの 鴨の浮寝(うきね)の うきながら 玉藻(たまも)の床に 経(へ)ぬらむ

鴨の浮寝さながらに、気も安まらぬ憂き夜を、
玉藻の寝床の上に送って、もう何日が過ぎただろう。

みづとりの 「鴨」の枕詞。
浮寝 水鳥が水に浮いたまま寝ること。ここは心落ちつかぬ眠りをさす。
うきながら 「浮き」「憂き」の掛詞。
(『金槐和歌集(旧版)』昭和56年)
   冬に入りもつとも欲しきもの嘴  宗田安正(そうだやすまさ)

 鳥は前肢が翼に変わっているため、嘴(くちばし)が手のかわりをする。
それがあれば食事に不自由することはない。
鳥の嘴をうらやましがっているようだが、手を何に使おうとするのか。
いや寒いから懐手(ふところで)をして手を使いたくないために、嘴がほしいのだろう。
無精というほかない。
 石田波鄕は「寒椿つひに一日のふところ手」という句を作っている。
彼も嘴が欲しかった一人だろう。
といいながら何にでも手を出しすぎたのが人間で、
どうにも収拾のつかない社会情勢のこのごろだ。
せめて俳人くらいは鳥に見習って簡素な生活を営みたいというのが願望か。
寒い冬をどう生き延びるか。
あれこれ奇想も必要な時代だろう。
(『きょうの一句 名句・秀句365日』村上護/新潮文庫 平成17年)
ジョウビタキ♀が面白い動きをしていました。
 吐き出すのかなと思ったら…
飲み込んだ…
しばらくすると吐き出しました。
○ ○ ○ ○

秋冬は木の実をよく食べる。
ツリバナやニシキギなど、赤いだけでほとんど種しかないような実にも来ているが、
見ていると何かをポトリと吐き出している。
小さな鳥の場合、消化されない大きめの種子はその場で吐き出すことが多い。
だから、離れた場所で糞と一緒に種をまいてもらおうという植物のおもわく通りにはなかなかならないようだ。
(『鳥のおもしろ私生活』)

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