2017年12月12日火曜日

風に向かって…

今朝の寒さは、強風で体温が奪われますね…

寒風へ頭を槍にして進む
(『俳句で綴る変哲半生記』)

アカシアに蕾ができているなと見たら、枯れ葉が乗っている。
風にゆらゆら揺れてゆりかごみたい(*´∀`*)
冬の日の明るき庭の影法師あゆみとどまり手を振るあはれ  佐佐木由幾
(『昭和萬葉集 巻二十 昭和五十年の回顧 昭和50年』講談社 昭和55年)
ピントを合わせることが出来なかったけど…
 ヒヨドリが手水にやってきました。
水浴びをするのかなと思ったけど、水を飲んで去っていった。
寒風に怖じ気づいたかな(*゜∀゜*)

○ ○ ○ ○
平安時代には「ひえどり」と呼ばれ、
それが江戸時代頃までに「ひよどり」へと変遷したようです。
 今では全国的に一年を通して数多く見られる鳥ですが、
このような生息状況になったのは最近のことであり、
1970年代に急速に人の生活圏に進出してきた経緯があります。
それ以前は漂鳥で、夏には山林に行かなければ見られない鳥でした。
冬場は人家付近でも見られましたが、今ほど目立つ存在ではなかったように思います。
何かのきっかけで人の生活圏が気に入り進出してきたのでしょう。
 当然、中世以前の昔には身近でなかったと思われ、
そのためか古くから存在が知られていた割には古典文学への登場はほとんどなく、
ヒヨドリに関する故事ことわざなども皆無に近い状況です。
いにしえの人々には注目されなかった鳥なのです。
(『日本野鳥歳時記』)
シジュウカラが腰湯?
シジュウカラとメジロの水浴び」(投稿!DO画くん) 
水が冷たすぎるのかな?
一羽だけだったので辺りを警戒して短時間で水浴びを終えました。
100のバードハウスで翼を持つ友達を呼ぼう。”( HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN)
第2回友達のために用意するも3つのもの。
   里人(さとびと)のしきりに身まかりけるころ
(わす)れてはおどろかりけりもみぢ葉(ば)の先(さ)きを争(あらそ)ふ世(よ)と知りつゝ
(『良寛歌集』東郷豊治/創元社 昭和38年)

みまかり【身罷り】〔四段〕
《現世からあの世へ退く意》死去する。
(『岩波古語辞典(旧版)』)
トチノキの枯れ葉が引き留められていました(^。^)

冬枯に風の休みもなき野哉  洞雪
(『芭蕉七部集』)
アオジ♀が朝ご飯を探していました(o^^o)
○ ○ ○ ○
夕方、妹を送っていったときに駐車場の舗装工事をしているところで
歩道に作業員が倒れていて、同僚の方が通る車を誘導していました。
そこからUターンしてショッピングセンター向かっていると
救急車のサイレンの音が聞こえてきました。
この寒さで体調を崩したのでしょうか(脳卒中や心臓麻痺など)…
今冬の寒さに注意を 「ラニーニャ現象」発生か 気象庁発表

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