2017年11月29日水曜日

予報より早く降りだした…

予報では、午前中は曇りでしたが…

ハラビロカマキリが見えなかったのでついに……と思ったけど
どっこい葉裏に潜んでいました。
雨を予知したのかな(^_-)

 うつせみのわが息息(そくそく)を見むものは窗(まど)にのぼれる螳螂ひとつ  斎藤茂吉
(『現代の短歌』)
巻第十 2283
吾妹子に逢坂山のはた薄。ほには咲き出ず、恋ひ渡るかも

いとしい人に、自分の心は逢坂山で、その山に生えている穂に出た薄のように、
表面に表わさずに、逢う日を恋い続けていることだ。
(『口訳万葉集(中)』)
 傘いらぬほどに雨ふる紅葉かな  成毛克子
(『図説俳句大歳時記 秋』角川書店 昭和39年)

途中でパラパラッと雨が降り出しました。
枯れきった中に桜の名を覚え  岸本水府
(『川柳歳時記』奥田白虎編 創元社 昭和58年)
 シジュウカラに出会ったけど
空が暗くピントのヤマが分らない(^0^;)
アオジは藪の中なので(^_^;)
なんか落ち葉をワンちゃんが眺めているような(*´∀`*)
待たずとも明日は来るゆゑ茎ながく薔薇切りてややつつましく佇つ  河合恒治
(『昭和萬葉集 巻十四 東京オリンピック 昭和39年~42年』講談社 昭和55年)

 しろさうびほのめく秋の夕露にたたずみなれて泣きぬるる人
(『石上露子全集』大谷渡編/東方出版 1998年)

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