2017年10月15日日曜日

冷たい雨になりました…

小雨だったので出かけました。
葉を毛虫に食べつくされたリンゴに花が咲いています。

 除(よ)け合うて二人ぬれけり露の道
(『井月句集』)
なつかしきしをに(紫苑)がもとの野菊哉

▼懐かしい故郷の紫苑の花は盛りを過ぎたが、その下には、可憐な野菊が咲いていた。
(『蕪村全集 第一巻 発句』)
寒そうな目つき…
母が小休止したベンチの前に咲いているアメリカアサガオ
父の撮影した画像の中にはいつも写っています。
(父は、旅の疲れがあると思うので散歩を休んでもらいました)
バラ園に行くと、母が好きだったバラが
雨に濡れていっぱい雨粒の飾りをつけていました(^-^)
沖縄に帰る日を恋ふと言はざれどさびしき時はした思ふなり   太田守松
(『昭和萬葉集 巻八 復興の槌音 昭和23年~24年』講談社 昭和55年)

したおもひ【下思ひ】
《シタは心の底。オモヒは胸に秘めた感情》
心の中にかくして、表に出さない感情。かくしている恋。
(『岩波古語辞典(旧版)』)
   秋たつやきのふの雨を今朝の露  従 吾

 句としてはむしろ陳腐であろう。
古い歌の中にもこんな意味のものがあったかも知れない。
ただ何となく棄てがたいような感じがするのは、この句のもとになっている爽涼の気のためであろう。
 昨夜雨が降った。
あるいは夜と限らずに、昨日一日降った雨でも差支ない。
その雨の名残が草葉の露となっている。
こういうありふれた光景も、「秋立つ」という自然の推移の上に立って見ると、今までと違った感じを与える。
雨の名残の露というもにさえ、秋立つ前と後とでは感じの相違があるのである。
この句を誦(じゆ)して第一にそれを感ぜぬ人は、俳句を味う感覚におして、何者かを欠いているといわなかればならぬ。
(『古句を観る』)
雨の日は嫌いではないです(*´∀`*)
土砂降りは困るけど…
アジサイが今頃咲いている(°°)
アジサイの花を見ると思い浮かべるのが…
カタツムリの目(^▽^)

蝸牛(かたつぶり)(わが)なす事ハ目に見へぬ
(『古典俳文学大系15 一茶集』
   丸山一彦 小林計一郎校注者 集英社 昭和45年)
クサギ
若い葉は山菜とされ、根や葉は薬用とされる。
古来の染料植物で、藍色の実は無媒染で青く、
紅色の萼は鉄媒染でベージュグレーに布を染める。

(『野に咲く花の生態図鑑』)
公園を出ようとしたときに
下を見て何か探し物をしている様子の若い子に出会いました。
手元を見ると四つ葉のクローバーを持っていました(o^^o)
母も父と一緒に四つ葉のクローバーを探していました。

○ ○ ○ ○

午後から携帯の機種変更をしました。
携帯がブツブツ、プツプツ言うので交換してもらった。

マニュアルを見ながら設定変更などをしたのですが
エラーが表示されたりして
疲れる疲れる…胃が痛くなりました(ーー;)
結局、いろんなデーターが移行できずに消えてしまいました…(ノД`)
旧携帯は14日以内に返送しないと「違約金 40,000円」なので
さっそくポストに投函しました(^_^;
父が母の好きだった海を訪ねた時に撮した写真を
夕食の時に妹と三人で見ました。
その中の1枚、花言葉は「絆」
父に教えてあげると「ほんま…」と青い海と空を思い浮かべているようでした。

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