2017年9月13日水曜日

映画「あしたは最高のはじまり Demain Tout Commence」

今朝は、最高にいい天気でしたが、リハビリ散歩でなくて
シネリーブル梅田にやって来ました(o^^o)
「あしたは最高のはじまり」(^。^)
 予告編などを見て楽しそうな映画だなと思っていました。
前半が、楽しくて素敵だったので、それだけに後半の展開にビックリ!

その伏線は、初めの方ですでに敷かれていたのですが…
映画を見終わって、それが伏線だったんだと気がつきました…
やはりフランス映画は違うなと思ったは、オープニングから感じていましたが…
あまり書くとネタバレになるので(^_-)

サミュエル役のオマール・シー、娘のグロリア役のグロリア・コルストン、
義理のおじ?のベルニー役のアントワーヌ・ベルトランの演技に心がウキウキしました。
母親役のクリスティンを演じたクレマンス・ポエジーは、
身勝手な役柄なのに哀しさが滲み出ていて憎めなかったです。
(パンフレットの「リメイクへの挑戦について」より)
 原題の『 Demain Tout Commence 』は、「明日は新しい一日」という意。
監督にとっては、女優・プロデューサーでもある祖母のダニエル・ドロルムが遺した大切な言葉でもある。
「心から尊敬する祖母がいつも言っていたんです。
彼女は一人息子(ジェランの父である俳優グザヴィエ・ジェラン)を失うという厳しい試練に見舞われましたが、
それでも哲学者バシュラールの“ Demain Tout Commence ”を信じて、素晴らしい人生を送りました。
撮影前にこれをタイトルにすると伝えたところ祖母は感激してくれましたが、その2か月後に亡くなりました。
この言葉に従い、“今”の大切さを訴えたいのです」と秘められた思いを明かした。

最後の場面で、オマール・シーの言葉に
母を失った哀しさを癒やされたような思いがしました。
今日は、僕の「退院記念日(2011年9月13日)」です(9月10日の記事)。
映画が終わったのが1時30分でおなかがすきました(^^ゞ
先日ランチをいただいたお店で日替わりランチを食べました(^_^)v

バシュラール Gaston Bachelard 1884-1962
フランスの哲学者、科学批評家。
合理性や科学的範疇を固定的にみる見方をしりぞけて理性の可逆性と発展性を強調し、
いろいろな形態の理性が人間の諸態度に応じて存在すること、
精神分析的方法がかかる諸態度の解明に資することを説く。

(『哲学事典』平凡社 昭和46年)