2017年9月30日土曜日

九月も終わり、そして…

早いですね…もう九月も終わり(^_^;)


(むめ)や桜は七重(ななへ)も八重(やへ)も なぜに野菊は一重(ひとへ)咲く

梅や桜のはなやかさに対して、鄙びた野菊に対する愛隣の歌か。
(『山家鳥虫歌 近世諸国民謡集』)
今朝もアズチグモがクサギの花で待ちかまえていましたp(^-^)q
 ホシアサガオは和泉式部の頃は咲いていませんでしたが(^_-)

ありとしも たのむべきかは 世の中を しらするものは あさがほの花

今生きているからとて、いつどうなるかわからぬが人生である。
そのことを教えてくれるのが、この朝顔の花なのだ。
・あさがほ 朝開いて夕にしぼむことから、人生無常を知覚させる、と考えられていた。
(『和泉式部日記 和泉式部集』)
無花果や目の端に母老いたまふ  加藤楸邨
(『図説俳句大歳時記 秋』角川書店 昭和39年)
このいたゞきに来て萩の花ざかり
(『山頭火著作集Ⅰ あの山越えて』大山澄太編/潮文社 昭和47年)
柚子の実は枝にたわわに色づけど告げかたらはむ母はいまさず   川田茂一
(『昭和萬葉集 巻五 大陸の戦火 昭和15年~16年』講談社 昭和54年)
ショウキズイセン(ヒガンバナ科)
何故、ショウキズイセンと名付けられたのかは不明だそうです。

しょうき【鍾馗】
(唐の玄宗の夢の中に、終南山の人で、進士試験に落第して自殺した鍾馗が出て来て魔を祓い病を癒したという故事から)疫鬼を退け魔を除くという神。
巨眼・多髯で、黒冠をつけ、長靴をはき、右手に剣を執り、小鬼をつかむ。
日本でも謡曲に作られ、その像を五月幟(のぼり)に描き、五月人形に作り、
また朱で描いたものは疱瘡除(ほうそうよけ)になるとされる。鍾馗大臣。

しょうきらん【鍾馗蘭】
②ヒガンバナ科の多年草。
暖地に生え、高さ約50センチメートル。
葉は線形でヒガンバナと同様、花季前に枯れる。
秋、花茎を出して黄色い花を5~10個つける。
観賞用に栽培。
(『広辞苑 第六版』)

○ ○ ○ ○

夕食を姪も一緒に食べに行きました。

今日は、義弟の命日です。
2008年9月30日、午後1時30分頃に義弟が永眠しました。
7月9日、くも膜下出血の緊急手術をしたあと、驚くほどの回復を見せていたのですが、
1週間後に再発、緊急手術。
二回目も奇跡的なほど回復しました。
でも、三度目の再発では意識が戻りませんでした。
三度目の手術では、再発する可能性があるので、蓋をしませんでした。
意識が戻らないまま、たくさんの管に繋がれた義弟は、
股関節が拘縮し、大きな体が本当に小さくなっていました。
そんな義弟の姿を毎日見ていて、妹はこれ以上苦しめていいのかと悩んでいました。

そんな体験があったので母の入院の時に
父も妹も私も母には延命治療をしないでくださいとお願いしました。
(母も元気な時に延命治療は受けたくないと話していました)

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