2017年9月29日金曜日

秋晴れ(^-^)

今朝は、ヒンヤリとするほどで、歩いていても気持ちよかったです(^-^)

 巻第十四(相聞) 3550
おして否(いな)と稲(いね)は搗(つ)かねど
波の穂(ほ)のいたぶらしもよ昨夜(さよ)ひとり寝(ね)


どうしてもいやですと、稲は搗かないけれども、
(波の穂の)私の心は激しく波打っています。
昨夜独りで寝て。

▽「稲搗く」は暗に性行為を言うか。
それは固く拒んだが、独り寝の心は騒いだという女の述懐であろう。
(略)
「波の穂」は、波が乱れることから、激しく動揺するさまを言う「いたぶらし」の枕詞となる。
「否(いな)」から「稲(いね)」、さらに「稲」から「穂」という連想があるか。
(『万葉集(四)』)
クサギの白い花に変身しているのはアズチグモ(^_-)
こちらも白いですがツバメシジミ
萩原を朝立(あさた)ちくれば枝はさも折(を)れば折(を)れよと花咲きにけり

さも いかにも
(『和泉式部集・和泉式部続集』)
柚味噌(ゆずみそ)のある限り貧(ひん)何ものぞ  石塚友二

 作者の説明によると、柚味噌は風呂吹(ふろふ)きにつけてよく、
そのまま飯のおかずにしてよく、酒の肴にもなる。
すなわち、これある限り、貧乏なんか少しも苦にならない、という気持だそうです。
その気持、わかりますね。
(『私の季語手帖』井本農一 小学館 1998年)
世のつとめ今はしはてて母君は天つ御国に招かれにけり  松山高吉
(『昭和萬葉集 巻一 昭和時代の開幕 昭和元年~5年』講談社 昭和55年)
流し場に虫の命を哀(あはれ)みて母は熱湯(にえゆ)を流さざりけり   高柳義本
(『昭和萬葉集 巻四 日中戦争 昭和12年~14年』講談社 昭和54年)
ニホンカナヘビが日向ぼっこをしていました(^。^)
ウラギンシジミ♂も日向ぼっこをしていました(^。^)
この時期、朝の気温が低いので翅を広げてくれます。

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