2017年8月9日水曜日

台風が通り過ぎたけど…

長寿の台風5号(それでも3番目とか…)が過ぎて温帯低気圧になったのだけど
忘れ草(ノカンゾウ)がまだ咲いていました(°0°)

死を賭して戦ふはありき
  死を賭して戦いくさを罷めよと言ふはあらざりき   熊谷大三郎
(『昭和萬葉集 巻七(昭和20年~22年)』講談社 昭和54年)
もえおちしあかき煉瓦れんぐわの天主堂ひとかげもなく秋雨そそぐ  三浦仙三
(『昭和萬葉集 巻七(昭和20年~22年)』講談社 1979年)

長崎原爆の日ラジオ特集
今朝の「天声人語」に
「体験しなければわからぬほど、お前は馬鹿か」。
絵画により原爆を告発した故・丸木俊としさんの言葉だとして林(京子)さんが記したものだ。
チョウトンボがウンチをしていました(^。^)
よく出会う親子。
母さんと同じくらいかな…
父さんが用事のあるときは、母さんと二人で歩いていました。
いろいろ話ながら歩いて楽しかったのに、別行動ばかりしていたなぁ
  爆心地より千四百米の距離にゐて生きたれば生きしゆゑにくるしむ  竹山広

 竹山広は、長崎で被爆し、生き残った一人。
長崎なる語は直接登場しないが、貴重な被爆証言といえる一首だ。
   (道浦母都子)
(『岩波現代短歌辞典』)
   蟬のこゑは冥きものかな命ひとつ産み終ふるまで耳朶を打ちゐき  河野裕子

 産道をとおって出ようとする新しい生命と、産道を貫く痛みと、
未だ生死ないまぜの時間の中に蟬のこえがする。
耳朶を打つ蟬のこえをともなって、産むという懸命のいのちが内面からも外見からも達成されてゆくまでを、
言葉と遊離せずに蟬も啼きつづけたのを思い返すと、<冥きものか>、なのである。
         (森岡貞香)
(『岩波現代短歌辞典』)
ハエトリグモ(デーニッツハエトリ?)が朝ご飯(ハネアリ?)を捕まえたp(^-^)q

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