2017年5月13日土曜日

五七日

渋柿の花ちる里と成にけり

[訳]渋柿の花が散る、淋しい里となってしまった。
(『蕪村句集 現代語訳付き』)
朝にお坊さんに来ていただき五七日(いつなのか)の法要をしました。
この日は、閻魔大王の審判をうける日とされているそうです。
お母さんが極楽浄土に行けないのなら、
僕なんかとてもやないけど天国に行けません。
芥子(けし)(ま)くや風に乾きし洗ひ髪  杉田久女
(『現代日本文學全集91 現代俳句集』筑摩書房 昭和32年)
朝は、注意報が出るくらいの大雨でした。
午後から母さんの好きなバラを撮したくて来ました。
ショウジョウトンボに出会いました。
未成熟なときは雄と雌の区別はまだ…
今日は、バラを撮したかったからマクロレンズにしました。
と割り切ったけど、こういう時に限って…
今年は雛が二羽だけかな…
一緒にいたのですが、カルガモは雌だけで子育てをするのですが…
大きな獲物を…
 独り占めに出来るかな?
ナナホシテントウをドイツ語で「Marienkäfer」というそうです。
母さんをマリア様のところに導いてくれるといいな♡
(2011年9月23日)
退院した後、リハビリとして取り組んだのが父さんと母さんと歩くこと。
2011年9月23日のブログには
午前中は母さんのお供で買い物に行き
午後は、母さんと近くを散歩(神社など) と近距離を歩きました。
神社で出会った狛犬が可愛いと母さんが言っていました(*^-^*)
この時のブログにいただいたコメントへの返事に
毎日、休日も仕事に追われていた日々から
父や母と出かけたり、ゆっくり話をする日々
ノンビリした時間を過ごせてある意味よかったです(*^-^*)

と返事を書きました。
この時の気持ちは今も変わりませんし、母さんが旅立った今、
本当にかけがえのない時間を過ごすことができたと思っています。