2016年10月23日日曜日

虫の知らせだったのかな…(・・?

両親とリハビリ散歩に出かけました。
今朝も肌寒く,時々青空も見えましたがドンヨリとした曇り空でした。
綿摘みてあとは枯木や綿畠  村上鬼城
(『日本の詩歌30』)
   今朝散りし木犀の花を踏みてゆく十五センチの子の靴裏よ  稲葉京子

 木犀の花は咲くとすぐに散りこぼれ,樹の下を花筵にすることでも記憶されている。
稲葉の歌には香を歌うときとは異なった抒情がる。 
(『岩波現代短歌辞典』)
キンモクセイを撮そうとしたらカメラのストラップが切れた…
6年前に購入したカメラで,ここ5年間はほぼ毎日使用してきました。
シジュウカラがアレチヌスビトハギのバリアの中にいる…
コサメビタキは京都で「絶滅危惧種」に指定されています。
スズメバチに出会うと緊張しますが…
スズメバチは毛虫などを餌とする益虫なんです。
うべふふや薔薇くれなゐの花ことば
(『しづ子』)
コナラやシラカシなどブナ科植物の果実,いわゆる「どんぐり」の帽子の部分は,
総苞が発達したもので,「殻斗(かくと)」と呼ばれています。
意外に思うかもしれませんが,クリ(ブナ科)のいがも総苞が発達したものです。
これらは,花や果実を保護する役割をしていると考えられます。
(『観察する目が変わる 植物学入門』)
青空が見えて浮かんでいる雲に
歌舞伎役者のような…
コスモスの地に乱れ伏す季(とき)にして十字彫(ゑ)りたる君の墓子らの墓  吉野秀雄
(『わが胸の底ひに 吉野秀雄の妻として』吉野登美子/彌生書房 1978年)
コムラサキシキブ クマツヅラ科 ツグミ類,ウグイス,メジロなど
 主に山地の林内や林縁に生育する。
庭木として植栽されているが,一般的にムラサキシキブと呼んでるのは,
実が密につくコムラサキシキブ(※)である場合が多い。
 どちらも11月頃に熟し,ムラサキシキブはメジロやジョウビタキなどがよく採食するが,
コムラサキシキブは他の木の実が少なくなると食べるようになる。
ムラサキシキブ属の木の実はよく鳥が食べると記載されているが,
私が知る限りでは,さほど採食されていないようだ。
ムラサキシキブは熟すと,ほのかに甘みを感じる。
(※)本種の標準和名はコムラサキであるが,本書では一般的な呼び名とした。

(『野鳥と木の実』)
 ヒメキンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)
この花の果実もひっつきむしです(^_-)

 全体に小柄で,果実もミズヒキに比べずっと小さく,お椀型をしています。
側面には立った長い毛がまばらに生えています。

ひっつきむし図鑑
カメラのストラップを買おうといつもお世話になっているカメラ店に行くと
閉店セール(昭和32年の開業,10月31日閉店 )(°0°)
顔見知りの店員さんに聞くと経営者が会社を閉鎖することにしたそうです。
店員さんの転職先はないとうことです。
いつも親切に対応してくださっていたのに…
大型店にない気楽さがあったのにな…
欲しいなと思っていたレンズは,業者が来ておおかた買い取っていったそうです(-_-;)
ストラップが切れたことが虫の知らせだったのか…