2016年8月1日月曜日

学んでいるんだろうなp(^-^)q

ひるがをなに思いさく 
すべてむなしく 

(「寅さん、何考えていたの?~渥美清・心の旅路~」)
BSは,受信できないので妹に番組を録画してもらった(^。^)
風天さんの句を知ることができ,もっと読みたいなと思いました。

何もかも白き街なり深き夏
(『俳句で綴る変哲半生記』)
母を病院へ送ったので,
いつもより遅く来たのですが
何か警戒しているみたいで草の中にいます。
子ガモの姿も草の中にチラチラと…
(烏の声が聞こえていました)


帰還兵列の短さよ百日紅
(『俳句シリーズ 石田波鄕 人と作品12』楠本憲吉/桜 楓社 昭和37年)

巻第十一(寄物陳思) 2621
(す)り衣(ころも)(け)りと夢(いめ)に見つ
   (うつつ)にはいづれの人の言(こと)か繁(しげ)けむ

摺り衣を着ていると夢に見た。
現実にはどなたとの噂がひどくなるのだろうか。
▽衣を着る夢から相手と逢うことを判断して,
現実には誰との間を噂されることになろうかと詠う。
「摺り衣」は植物の花や葉を摺り付けて染めた衣。
(『万葉集(三)』)
まだ警戒しているようです。
子ガモも母鳥の言うことをよく聞いているようです。
このようにして生きる術を身につけていくのでしょうね(^_^)b

今朝の陽ざしもギラギラして眩しいほど

セグロセキレイの若鳥
子ガモが草の中から出てきました。
母鳥が小さな声で指示を送っているみたいでした。
子ガモも小さな声で返事をしているみたい(^-^)
   どうして

「どうしてそんなに
お母ちゃんが好きなの」
「おこらんもん」
「いいかげんおこられるくせに
すぐ忘れるんだ
笑ってもおこっても
お母ちゃんはいいのか」

(『続母 河野進詩集』聖恵授産所 1976年)
久しぶりのわが顔がうつる池に来てゐる
(『尾崎放哉全句集』)
渥美清さんが寅さんの役以外で
演じたかったのは尾崎放哉だったそうです。
早坂暁と一緒に小豆島へ取材旅行に行かれていた。
チョウトンボが産卵していました。
昨日の夕立の雨粒がまだ残っていました。
ニホンカナヘビ
羽化してもうすぐ飛び立つのかな(・・?
ギンヤンマが産卵していました。

トンボの育ち方」(動画)
ショウジョウトンボ(トンボ科)
書きだめて手紙ふところ青田哉
(『石橋秀野の100句を読む』)
蛙の唄湧き満ちて星なまぐさし
(『西東三鬼全句集』沖積舎 昭和58年)

本当に 
そう思わなければ
祈りでは
なく
(つぶや)きなんだ
(『日付けの大きいカレンダー』)
 蟬啼(なく)や僧正坊(そうじやうぼう)のゆあみ時

昼寝もすんだ老僧正のゆあみ時に、蟬も涼しく鳴きたてる光景。
夕風たつ頃で、動き出した坊中の気配と蟬の声の照応。
書簡にこの句を「いさゝか蝉の実景を得たるこゝ地」と自讃した。
(『與謝蕪村集』)