2016年7月6日水曜日

ほんの少し風が吹くだけでも(^-^)

 向日葵は駅長の帽章の上に咲く   三橋鷹女
(『現代日本文學全集91 現代俳句集』筑摩書房 昭和32年)
心憎き合歓(ねむ)の下影網(あみ)入れん

▼河畔に茂る合歓の木陰が下闇を作っている。
夜は葉を合わせて眠るという心憎い合歓の木の下に投網を投げよう。
魚もあの下陰で添い寝をしているかも知れないから。
(『蕪村全集 第一巻 発句』尾形仂・森田蘭/講談社 1992年)

花托(花床)を見ていると美味しそうだなと思う(*゜∀゜*)
    仏教
極楽は赤い蓮(はちす)に女かな
(『子規句集』)
ヤマトシジミ(シジミチョウ科
モンシロチョウ(シロチョウ科
色々の草の名は多けれど,何ぞ忘れ草はの (草歌・恋)

 草の名は,いろいろ多くありますが,よりによって忘れ草とはね。

 数限りなくある草の中で,私の恋の相手が選んだのは,
よりによって「忘れ草」だったとは,という嘆きの歌です。
自分のことを忘れて,通って来てくれなくなった男への,
絶望と諦めが巧みに表現されています。
「忘れ草」は「忍ぶ草」とともに,古来多くの恋歌に詠まれてきた草の名です。
(『戦国時代の流行歌 ~高三隆達の世界』)
美味しい朝ご飯をもらったのかな(^。^)
わくらばに取付(とりつい)て蝉のもぬけ哉

わくらば―病葉。早くに紅葉する。
(『蕪村俳句集』)

ウスバキトンボ(トンボ科)
カワセミに久しぶりに会えたけど
遠くてピントが合わせられないと思っていたら…
翡翠の飛ぶこと思ひ出しげなる  中村草田男
(『日本の詩歌 19』)
病みてあればともしきものかつゆ草は馬がはめども枯れなくといふうに
    長塚節
(『現代日本文學全集6』筑摩書房 昭和31年)
シオカラトンボ(トンボ科
ヒメスズメバチが枯れ木をかじって巣材を集めているようです。
スズメバチの巣作り」(動画)
9時前に30度を超えている(;´Д`)
それでも時おり涼しい風が吹いてくれました(^-^)
ツチガエルだと思いますが,腹を見ていないので自信はありません(^^ゞ