2016年5月4日水曜日

風香る(*^-^*)

日が射して少し気温が上がってくると,彼らは種類ごとに決まった方法で日光浴を始める。
それには,
1)翅を開いて背中に日を当てる,
2)翅を閉じて体の横面を日に当てる,
3)光をよく反射する白い翅を半開きにして背中に光を集める(モンシロチョウ)の3つがある。
チョウは他の虫たちと同じように,まわりの気温に体温が影響される変温動物だ。
活発に飛びまわるには30度位の体温を維持しなくてはならないが,
気温が30度にもなるのは真夏の日中くらいだ。
そこで体を日光に当てることで,輻射熱によって体温を上げるのだ。
これは炎天下に置かれた水銀柱が,実際の気温よりも高い温度を示すのと同じ原理である。
逆に体温が上がりすぎる時は,日陰に入ったり翅を閉じてとまったりして,
体に日光が当たるのを防ぎ,体温を下げる。

(『虫のおもしろ私生活』ピッキオ編著 主婦と生活社 1998年)
まだ残っていた…(°°)
クヌギのどんぐりができるまで」(小学5年)
ムラサキカタバミ
 南米原産で江戸末期に日本に渡来,今や全国に帰化しているカタバミの仲間。
いわゆるカタバミは主根から四方八方に細い茎を伸ばし,
その随所で節々から根を下ろすが,ムラサキカタバミは球根をもっていて,つるは出さない。
新しい球根は毎年古い球根の上につくり足してゆくので,
そのまま年を経ると,地上に飛び出してしまう。
そこでムラサキカタバミは,球根の直下に伸びる太い根を縦方向に縮ませ,
新しい球根を地中に引き込むということをする。
こういう根を牽引根(けんいんこん)という。
ムラサキカタバミの牽引根は,縮む直前に真っ白で太く透き通っていて,
囓(かじ)ると梨のような歯触りで薄甘い。
カタバミ科

(『スキマの植物図鑑』塚谷裕一  中公新書 2014年)
●花の香りはジャスミン
なんといっても,ジャスミンの香りがする花がポイントです。
本物のジャスミンJasminum grandiflorum は,モクセイ科ジャスミン属ですが,
テイカカズラはキョウチクトウ科です。
森林の林床にふつに見られるツル植物で,耐陰性がかなり高いのですが,
花をたくさんつけるのは,やはり日当たりがよい林縁部や石垣を覆っている個体の方です。

(『樹木ウォッチング』森本幸裕 日本放送出版協会 2002年)
スイカズラが並んで祈りを捧げているみたい(*゜∀゜*)
今朝は,風にのって甘い花の香りや若葉の匂いが漂っていました(*^-^*)
 クロアゲハかな(・・?
卯月より皐月に移るおもむきを二十歳(はたち)ばかりの人は知らじな
(『与謝野晶子歌集』与謝野晶子自選 岩波文庫 1985年)
キリギリスの仲間の幼虫ですが,動画がなかったので(^^ゞ
トノサマバッタのよう虫のそだち方」(小学3年)
初め,朝ご飯を探しているのかと思いましたが…

コゲラは,巣材を集めているようですp(^-^)q 
キアゲハ

クロアゲハだと思いますが…
 花も終わり頃に出会ったので…タツナミソウ(・・?
ムカシハナバチの仲間だと思いますが…
明日は明日の生きかたがある一輪の花と財布をおし込みて去る
(『歌集 方代』山崎方代 かまくら春秋社 2004年)
空高く鷹が飛んでいました。