2016年5月3日火曜日

憲法記念日

手をつなぎ仲良く並んでいる(*^-^*)

 ヘラオオバコ オオバコ科
ひょろりと長い茎を60センチも伸ばし,その先にはなをつけます。
ヨーロッパ原産の帰化植物,江戸時代末期に渡来して,
世界中にも分布を広げているそうです。
道端や荒れ地などに見られます。
葉も長く20センチぐらいにもなり,
また形がへらのようなのでヘラオオバコという名になりました。
長さ3~5センチの花穂は小さな花の集まりで,
花は下から上に咲き上がります。
白く目立つ雄しべが飛び出して見えます。
●分布:帰化植物(ヨーロッパ原産)。
●花期:6月~8月
このヘラオオバコも花がなかなか面白いです。
子供が手に持って遊び花火の火薬の部分のような形をしています。
そして,飛び出す雄しべがまさに火花そっくりで,よくもこんなに似たものです。

(『花のおもしろフィールド図鑑(春)』ピッキオ編著 実業之日本社 2001年)
イヌコモチナデシコ
ナガミヒナゲシのさく果だと思いますが…


シジュウカラ
アオモンイトトンボ
ナミテントウ
ヒルザキツキミソウ
黄色い花を夕方咲かせるマツヨイグサと近縁で,花の形もそっくりだが,
花色はピンクでしかも朝昼とぱっちり花を開く。
園芸店で売られることはめったにないが,
近所の家の間でお裾分けを通して普及してきた。
原産はアメリカ合衆国からメキシコにかけて,横に横にと株が広がるので,
たまたまその先に隙間があれば,そこを伝って,
人手の届かない自由の天地へと進出することも。
アカバナ科。

(『スキマの植物図鑑』塚谷裕一  中公新書 2014年)
チチコグサ キク科
黄色で目立つハハコグサに比べると,茶色く地味なチチコグサです。
草丈も小さく高さ10センチ程度です。
「チチコグサ」と名のつく帰化植物が他にも多い中,
このチチコグサは在来の植物です。
花はじつに控えめで,この写真でも花はちゃんと咲いているのです。
葉や茎には白い綿毛がいっぱい生えています。
地上をはう茎を横に出して増えます。
日当たりのよい道端や公園の芝生でよく見られます。
●分布:日本全土
●花期:5月~10月

(『花のおもしろフィールド図鑑(春)』ピッキオ編著 実業之日本社 2001年)
クサイチゴ
けしの花籬(まがき)すべくもあらぬ哉
(『蕪村俳句集』尾形 仂 校注 岩波文庫 1989年)

まがき【籬】
①柴・竹などで間を広くあけて作った垣。
②《「柵」とも書く》近世,女郎屋の入口の土間と張見世の間を仕切る格子。
また,その張見世。
(『岩波古語辞典(旧版)』大野晋他編 岩波書店 1974年)
キリギリスの仲間の幼虫
おぼうさんにひれ伏してお祈りを捧げているみたい(*^▽^*)
 ナガミヒナゲシ(ケシ科)
【花期】4月~5月 【高さ】20~60cm 
【分布】本州,四国,九州(ヨーロッパ原産)
荒れ地や道路の分離帯などで群生している。
茎は直立。
葉は1~2回羽状に深裂して毛が多い。
花は紅色が多い。
さく果は細長い。
よく似たヒナゲシのさく果は丸く長くない。
柱頭に放射状の隆起。
(『里の花』久保田修著・藤田和生絵 学研プラス 2009年)
ナミテントウ
斑紋は遺伝することが知られており、親の組み合わせによっては、
これらの型の中間型が出現するため、変異をより複雑なものにしています。
 また、地域によって四つの型の出現頻度が異なります。

(おおきなひとのための『てんとうむし みつけた』岡島秀治)