2016年4月8日金曜日

帰って来ました!(^^)!

ハクセキレイが見ていたのは…
昨日の風雨で散ってしまった花びらかな(^。^)
リンゴの花はこれから(*^-^*)
モモの花も散っていました…
ナナホシテントウですが,
もう一度撮そうとするとストンと落ちて忍者のように視界から消えた…
桜色になってしまった…

アシナガグモの仲間が潜んでいた('-'*)

カタツムリが登場(*^-^*)


雨後の筍(*^ー゜)
モズ♂
 (「花の雨」より)
能の『熊野(ゆや)』に「花の雨」が出てくる。
「平宗盛(むねもり)は,熊野という女を寵愛していた。
彼女は,遠江(とおとうみ)の国池田の宿の遊女屋の主であったが,
老いた母親が病気になったため,ひまをもらいたいと申し出ていた。
が,花見の相手にかけがえのない人物であったので,
宗盛はなかなか許してはくれない。
今日も清水寺へ花見にさそおうと,
熊野が館へくるのを待ちかねていた」という書き出しで,
白洲正子『雨滴抄』はこの忘れがたい物語を綴ってゆく。
熊野は国へ帰りたい。
しかし,桜を見ないで帰ってしまうのかと願いは聞き届けられない。
泣く泣く桜見物に出かけると,ひとさし舞えと声がかかる。
ここに座っているだけでも絶えいりそうなのに,
たっての所望なのでしかたなく舞台に立つ。
桜の精かと見まがうばかりに美しい熊野の舞に
みながうっとりしていると,春雨が降りはじめる。

舞の手を止め「急に雨が降ってきて,花を散らしておりますよ」と告げる。
扇に散る花を物狂いしたかのようにすくい取りながら
「春雨の降るは涙か桜花散るを惜しまぬ人やある」と歌い,
短冊に「いかにせむ都の春も惜しけれどなれし東の花や散るらん」としたためる。
これをみた宗盛は,さすがに母を思う熊野の心を察して国へ帰ることを許すのだった。

(『雨のことば辞典』倉嶋厚・原田稔編著 講談社学術文庫 2014年)
今日は花祭りです(*^-^*)
今日は,学校では始業式♪
子どもたちが学校に帰ってきました(^_^)v
午後からボランティアで学校の職員室を訪問すると
新任教員が緊張した面持ちで頑張っていましたp(^-^)q

ちる花にはにかみとけぬ娘哉
(『新訂 一茶俳句集』丸山一彦校注 岩波文庫 1990年)
枝の痛みを和らげようとするかのように
花びらが包んであげていました(^-^)
ツバメが帰ってきました!(^^)!
散らであれかし桜花(さくらばな) 散れかし口と花心(はなごころ)

散らないでほしいのは桜の花,
散ってほしいのは口先だけの甘い言葉と浮気心
・「花心」(うつりやすい浮気心)
(『新訂 閑吟集』浅野健二校注 岩波文庫 1989年)


●「白いチョウ」はモンシロチョウ?
「飛んでいる白いチョウはモンシロチョウ」としている人が多いようです。
ところが,飛んでいる白いチョウは全部モンシロチョウではありません。
春先に郊外に出かけた場合,飛んでいる「白い」チョウは4~5種にもなります。
ではどんな種が白いチョウなのでしょうか?
まずモンシロチョウはもちろんそのひとつです。
モンシロチョウよりやや暗いところを好むスジグロシロチョウも,
翅に黒いラインがありますが,

飛んでいるときは白いチョウにしか見えません。
モンキチョウのオスは黄色いチョウですが,

メスには2つの型があり白い色をした個体もいます。
白いメスは飛んでいるときにモンシロチョウなどと

区別がつきにくいことはいうまでもありません。
さらに春先にはツマキチョウがいます。
このチョウはオスの翅の先の一部が黄色いのですが,
飛んでいるときにこの黄色の部分ははっきりわかりません。
モンシロチョウよりやや小さく,

羽ばたく回数が多いせわしない飛び方をするのですが,
なれていなければわかりません。

また越冬開けのウラギンシジミは雌雄とも翅の表地は褐色ですが,
裏面は銀白色ですから,飛んでいるときには白く見えてしまします。

したがって
「白いチョウを見たらモンシロチョウと思え」
ということには決してならず,
白いチョウを見ても,いろいろなチョウの可能性を

頭に入れておかなけれならないわけです。
この他にも,白いチョウを見かけたのが丘陵地帯だったら,
ヤマトスジグロシロチョウの可能性もありますし,
南西諸島ではヒトリガ科のモンシロモドキという,

飛んでいるときは白く見える,
昼行性のガがいますので,どこに行っても白いチョウは

モンシロチョウだけではないのです.
しかしながら,観察を通して慣れてくると,
モンシロチョウとそれ以外のチョウの区別ができるようになります.

(『観察する目が変わる 昆虫学入門』野村昌史 ベレ出版 2013年)

 ハナミズキが咲き出しました♪
エナガ

キクモモ
ナミテントウもストンの術を使って消えた…

葉や茎の上で生活する昆虫は,
敵に襲われると、足をちぢめ,死んだまねをします。
そのまま,下の草の間に落ちれば,敵の目をごまかせます。

(『カラー自然シリーズ7 テントウムシ』七尾純 偕成社 1980年)