2016年4月6日水曜日

今日までかな…

カリンの花びらを日の光が突き抜けてシベが見えていました。
(「赤い林檎」)
  おなじく

こどもはいふ 
赤い林檎のゆめをみたと
いいゆめをみたもんだな
ほんとにいい
いつまでも
わすれないがいいよ
大人(おとな)になつてしまへば
もう二どと
そんないい夢は見られないんだ

(『山村暮鳥全詩集』彌生書房 昭和39年)
キリギリスの仲間の幼虫(ヤブキリ?)
ホトケノザなんですが…
菜の花に負けじと背伸びをしています(*^▽^*)
 スイバ(タデ科)
多年草。野原,堤防,田のあぜ,道ばたなどに群生する。
●地下に太くて短い茎をもつ。
秋に新しい根生葉を出し,ロゼット状で越冬する。
根生葉は長い柄をもち,幅広くて長く基部は矢じり形。
春に1~数本の茎を直立させ,高さ30~80cm。
茎は円柱形で縦のすじが目立つ。
茎の葉は互生,柄は短く,上部の葉は基部が茎を抱く。
●花期4~6月。茎の上部に多くの枝を分け穂をつくる。雌雄異株。
雄の穂は淡黄色で細く,雌の穂は紅色を帯びやや太く見える。
花はがく片6個で,雄花は雄しべ6個,
雌花の内側のがく3個は後に大きくなり翼状になって果実を包む。
●スイバは酸い葉の意味。別名スカンポ。

(『校庭の雑草(旧版)』)
雌花は可愛いなと思うのですが(*^ー゜)
挨拶をする方達と「今日までですかね…」と
テングチョウが日向ぼっこをしていました。
こう見ると「天狗」と名づけられたのが分かりますね(*^-^*)
鼻のように見えるのは、下唇ひげ(パルピ)という部分
発達してこの形になったようです。
二回目を撮そうとした隠れてしまった…マミジロハエトリかな(・・?

ハエトリグモの眼は,頭胸部の最前列に4つと,
背中側の左右に2つずつの計8つある。
その中でも最前列中央の2つが大きく発達している。
この大きな目は,色や形までも識別できる。
他の小さな6つの眼は主に動きを感知し,
ハエトリグモに360°の視野を与えている。
この6つの小さな眼のどれかで
動くものを見つけたハエトリグモは,
クルッと顔の向きを変え,正面の大きな眼で
それが何かであるか見据えるのである。

(『虫のおもしろ私生活』)

キュウリグサ―道端に多い二年草(ムラサキ科)
若い葉をもむと,キュウリの香りがすることから,この名が生まれた。
日本全土に生育し,畑や道端に多い二年草である。
さて、少し余談になるが,夏果菜のキュウリは,
ナスやトマトと並んで,惣菜としては欠かせない人気商品である。
このキュウリの原産地はインド,ヒマラヤの山麓で,
その栽培起源は3000年以上も前からという。
日本には12世紀ごろに,韓国から珍しいものとして輸入され,
栽培されていたものらしい。
いまでこそキュウリは人気があるものの,
江戸時代までは〝是瓜類の下品也〟と,
かなりさげすまれた野菜だったらしい。
ともあれ,はるか昔,シルクロードを越えやって来たものに「胡」の字をつけ,
原産地をあらわしたという。
「胡瓜」「胡麻」「胡椒」「胡桃」と書くと,なんだかうなずける。
かつては,日本の農村に,胡瓜と胡瓜草は共存していたのであるが,
胡瓜草は除草剤に息の根をとめられた。

(『ひょうご 花の散歩』岡本高一著/のじぎく文庫 1993年)
 巻第二 春歌下 110  赤人
春雨はいたくな降りそ桜花まだ見ぬ人に散らまくも惜し

春雨はひどく降らないでおくれ。
桜花をまだ見ない人にとって散ってしまうのも惜しいから。
(『新古今和歌集(上)』)



シロバナタンポポ
【花期】4月~5月 【高さ】15~20cm
【分布】本州(関東以西),四国,九州
草原や道沿いなど見られる。
葉はへら形で羽状に逆向きの切れ込みがあり,裂片は先端ほど大きい。
花は白色,総苞は淡緑色,外片が反り返る。
岡山県,広島県にはよく似た別種キビシロタンポポがある(外片は反り返らない)。

(『里の花 イラストでちがいがわかる名前がわかる 里の花800種』
久保田修著・藤田和生絵/学研プラス 2009年)

梨の花月に書(ふ)ミよむ女あり
(『蕪村俳句集』)
巻第十(春の雑歌) 1870 作者未詳
春雨はいたくな降りそ桜花いまだ見なくに散らまく惜(を)しも

春雨はひどく降るな。
桜の花が,まだ見ないうちに散ってしまうのは惜しいから。
(『万葉集(三)』)

さきほどの赤人の歌とどこが違うか分かりますか?
万葉集の方が先に詠まれていますが(原歌(*^ー゜)…)
明日は風雨がひどくなるそうです…
八重桜は,大丈夫だと思いますが…
いよいよ登場してきました♪
クマバチ(コシブトハナバチ科
 ヒメオドリコソウが薄着に見える…(*^▽^*)
こんなに一杯花を咲かせているのだけど…
ナズナの仲間(アブラナ科)だと思いますが…
 茎一本で…ベンケイナズナというのかな(・・?

ムラサキカタバミ カタバミ科
庭や道端などでよく見かけるピンク色の鮮やか花です。
南アメリカ原産で,江戸時代末頃に観賞用として輸入されたそうですが,
花をよく見れば紫色のすじがあったりして,
なるほど美しい,とうなずかされることしばしです。
●分布:帰化植物(南アメリカ原産)
●花期:5月~7月

ピンク色のきれいな花。しかし,実はつけません。
(『花のおもしろフィールド図鑑(春)』)
この花とミツバチの間柄はずっと親密だ。
マメ科のこの花は,からくりの奥に蜜や花粉を隠しているが,
ハチは花をこじあける術を知っている。
花に止まると後肢で下の花びら(舟弁(しゅうべん))を押し下げ,
奥の蜜に口を伸ばす。
と,その瞬間,舟弁の中から雄しべと雌しべが飛び出して
ハチの腹に触れて,花粉が運ばれる。
愚鈍なアブや甲虫には蜜や花粉が見えず,口も届かない。
花の紅紫色はハチ好み。

(『野に咲く花の生態図鑑』)
昨日の鷲田清一さんのコラム「折々のことば

菜の葉にあいたら,桜にとまれ……
とまれよ 遊べ,遊べよ とまれ。
唱歌「ちょうちょう」


誰もが知るこの唱歌,飽きること,休むことまで大らかに肯定する。
子どもは我を忘れて何かに熱中しているさなかにも別の兆しにさっと感応する。
学者や芸術家のとらわれのなさにもそういうところがある。
「お」を付けて丁寧に「お遊び」と言うと,
逆に,何の裏づけもないただの自己満足,
本気でないただの暇つぶしといった揶揄(やゆ)になる。
大人の世界は何とも屈折している。
目先のことにとらわれすぎている日本
この歌のようにゆとりを取り戻して欲しいな…