2016年4月17日日曜日

雨があがって…

予報より早く雨があがったのでリハビリ散歩に出かけましたp(^-^)q
ふかみ草いまを盛りと咲きにけり手折るも惜しし手折らぬも惜し 
 
  *「ふかみ草」はボタンの異名。
(『良寛歌集』東郷豊治 創元社 昭和38年)
赤いリボンの子に出会いました♪
よく動く…

コゲラ♂


カタツムリを見ると新美南吉の「一年詩集の序」を思い出します(*^-^*)
きちんと座つて居る朝の竹四五本ある
(『尾崎放哉全句集(旧版)』伊藤完吾・小玉石水編 春秋社 1993年)
朝ご飯にするのかなと思ったけど
くわえたまま飛んでいきました(^-^)
気配りの親と知らるゝ雀かな

○気配り 心遣い。擬人化。
(『井月句集』復本一郎編 岩波文庫 2012年)

なんか獅子が吼えているような(*^▽^*)
 寄り添うように咲いていました(^。^)

    春の朝

毎朝のやうに温かくなつて来た
鳥のうたもきこえる
雨戸のそとに温気と雨が待つてゐる
机のうへに愉しい仕事が待つてゐる
晩には会がある
少数のよい理解者が
私のたづねてゆくのを待つてゐる
そこには拙いが私相応な食事が待つてゐる
私は起きなければならない
雨に会ひ
仕事に会はねばならない

(『室生犀星詩集』室生犀星自選 岩波文庫 1983年)
なんか亀が首を伸ばしているみたい(*^▽^*)
フジが咲き出した♪
シロカピタン(白花美短)という品種があるそうです。
芥子(けし)の花がうぎに雨の一当(ひとあた)

がうぎ―豪儀。勢いのはげしいこと。
(『新訂 一茶俳句集』丸山一彦校注 岩波文庫 1990年)
いつも二羽一緒にいたのに今朝は一羽だけ
カルガモはシングルマザーで子育てをする。
げんげの野は大いに笑ふ己が夢を盗みそこねし泥棒ペペルよ
(『中城ふみ子歌集』菱川善夫編 平凡社 2004年)

「泥棒ペペル」は映画「どん底」でジャンギャバンが演じた主人公かな(・・?
住んでいる町でも子どもの頃は春になると
ゲンゲ畑が広がり,菜の花の香りが漂っていました(*^-^*)
熊本の地震はいつおさまるのだろう…
スーパーで目についたトマト
今は,こんなことしかできないけど…
このトマト,甘くて美味しいのでよく買います。