2016年2月5日金曜日

風が吹いていないと(*^-^*)

    不死鳥

死ぬることをおもへば
死ぬることはひかってみえる
かるげである
ひかりのなかに命あるものがちさくうごくようにおもわれる

(『八木重吉全詩集2』ちくま文庫 1988年)
風がなくて光りが溢れていました(*^-^*)
朝露のようですが
 霜が朝日を受けて露になっていました。
 一瞬ですがモズに会えました(^-^)
メジロがピラカンサの実をパクッ!
アリャ! 
たまたま落としたところを目撃してしまった(*^ー゜)
   石

季節々々が素通りする
来るかとおもつて見てゐると
来るかのやうにみせかけながら


僕がゐるかはりにといふやうに
街角には誰もゐない


徒労にまみれて坐つてゐると
これでも生きてゐるのかとおもふんだが
季節々々が素通りする
まるで生き過ぎるんだといふかのやうに


いつみてもここにゐるのは僕なのか
着てゐる現実
見返れば
僕はあの頃からの浮浪人

(『山之口貘全集 第一巻 全詩集』思潮社 1975年)
カワセミが松の木に止まっていました(*^-^*)
柳でないのが残念ですが…(^^ゞ

川せみの飛んでしまひし柳かな
(『仰臥漫録』正岡子規 岩波文庫 1983年)
メジロが見ている…
注意深く周りの様子を伺っています(^。^)
季節は違いますが(*^ー゜)

小鳥きて少女(をとめ)のやうに身を洗ふ木かげの秋の水だまりかな
(『与謝野晶子歌集』与謝野晶子自選 岩波文庫 1985年)
水浴びの仕方は,鳥の種類によって様々です。
シジュウカラやホオジロなどの小鳥やハト類,カモメ類などは
足の届く浅い水に入って,バシャバシャと体を震わせて入浴します。


水浴びが終わったあとは,くちばしを使って,
羽を1本1本根元からしごくようにして羽づくろいをします。
これはじっくりと丹念に時間をかけます。
水を浴びて汚れを落とし,
ていねいに羽毛を整えることで本来の性能を維持することができるのです。

(『鳥の雑学がよ~くわかる本』柴田佳秀 秀和システム 2006年)
ヤブツバキに顔を突っ込んでいるのは…
顔中花粉だらけになっています(*^▽^*)

なんかサイズの合わない服を着ているような(^▽^)

ジョウビタキ
ここで出会うジョウビタキはジ~ッとしてくれません(^0^;)

シジュウカラ
ヤマガラに会えました!(^^)!
目があいました('-'*)
モズ♀に再会できました♪


殺戮(さつりく)もて終へし青春鵙猛る 鉄之介
(『基本季語五00選』山本健吉 講談社学術文庫 1989年)

駐車場で挨拶を交わす職員さんの知人がカテーテルをしたけど,
今度はバイパス手術をするそうです。
大丈夫かなと心配していたので
「天皇陛下もしているから大丈夫ですよ!」と答えると
「そうですね!」と笑顔になりました。
天皇陛下や皇后さまは,国民に勇気を与えてくれていますし
慰霊の旅で私たちが忘れてしまっている戦争の悲惨さを教えてくださっている。
先日訪問されたフィリッピンでは日本人以上に
フィリッピンの市民が犠牲になっていたことを改めて教えてくださった。

また雅子さまは,ご自身の病気を公表して下さった。
心の病は非常に時間がかかる。
それでも少しずつ前に向かって進んでおられる。
その歩みを邪魔するかのように
ある週刊誌が心ない記事を書いて販売部数を増やそうとしている。
表現の自由は守らなければならないけれど,
人を貶めることが表現なのだろうか!