2016年1月4日月曜日

冬の風ではない…

ハクセキレイが朝ご飯を見つけたのかな('-'*)
なんか考え事をしているのかな(*^ー゜)
    手と手

君の手と
僕の手と
手と手とは堅く握られた。


お喋舌(しゃべり)はしなかつた。
何もかもわかつてゐた。
君の胸に燃ゆるもの――
僕の胸に燃ゆるもの――
冷い小雨が降つてゐた。
しかし,僕たちの心は暖かつた。
君は短いマントをおしかぶり
僕は破れた洋傘
(かうもり)をかしげ
肩と肩とを並べて歩いた。


弁解も
粉飾も
説明も
もはや必要ではなかつた。
生きるか! 死ぬるか!
一切――
合切――


堅く握られた手と手の中を
はげしい意欲が電流した。
 (昭和6年)
(『木山捷平全詩集』講談社文芸文庫 1996年)
何時(いつ)見てもいはけなき日のいもうとの顔のみ作る紅椿(べにつばき)かな
(『与謝野晶子歌集』与謝野晶子自選 岩波文庫 1985年)
ツッ,ツッ…という声に木の中を見ると…
アオジがいました(*^-^*)


嘴の先だけ黄色いのはカルガモ
嘴の全体が淡い黄色はマガモ
黄色い鶺鴒は,キセキレイ
ロウバイを撮していると花の香りがしてきます(^-^)
鳥の雑学がよ~くわかる本』(柴田佳秀 秀和システム 2006年)より
嘴の役割について抜粋します。

 手が使えない鳥は,嘴を私たちが思っている以上に様々な用途で使っています。
 一番普通なのは,食べものをとるときに使用することでしょう。
言ってみれば私たちが食事で使う箸やフォーク,ナイフといった道具のようなものです。
はさんだり,刺したり,中にはふるいのように漉しとる道具になる嘴もあります。
 物を運ぶときにも嘴を使います。食べものを運ぶのはもちろん,
巣の材料や,ときには雛を運ぶことがあります。

 嘴は武器にもなります。例えば,大きなツルが接近してくると,
鋭い嘴が目の前に迫ってきて怖い思いをします。
あの嘴で一撃されたら,とんでもないことになりそうだと思いますが,
実際にツルは威嚇をするときに鋭い嘴を使いますし,
多くの鳥が戦う武器として嘴を使います。
 おもしろいことにワシやタカなどのカギ型の鋭い嘴は,
さぞかし強力な武器になりそうですが,実際には使いません。
するどい爪がある脚を武器に使います。

 嘴の用途はその他にも,木によじ登るときに使ったり,
羽をきれいに整えるときに使います。
また,種類によっては繁殖期になると,色鮮やかになり,
繁殖の準備が整っていることを示す看板の役割も担います。

今朝の風は冬の冷たい風ではない…


メジロ
コゲラ

ジョウビタキ