2015年12月9日水曜日

霜の降りる朝は…

今朝も風のない穏やかな朝

    めざめ

朝のめざめの
湖(うみ)のやうな心に
昨日のつづきの
今日のうれひはうまれる。
 (大正14年)
(『木山捷平全詩集』講談社文芸文庫 1996年)

霜が降りていました。
悔いいるこころに日が照り小鳥来て啼くか
(『山頭火句集』村上護 編 ちくま文庫 1996年)
     賤しかりける家に蔦(つた)の紅葉のおもしろかりけるを見て

(おも)はずによしある賤(しづ)の住みか哉蔦もみぢを軒に這(は)わせて
(『西行全歌集』久保田淳、吉野朋美 校注 岩波文庫 2013年)


アオジ


シジュウカラ

巻第十五 3693
もみち葉(ば)の散りなむ山に宿りぬる君を待つらぬ人しかなしも

黄葉がやがて散って行く山に宿ったあなたを持っているであろう人がかわいそうだ。
(『万葉集(四)』佐竹昭広他校注 岩波文庫 2014年)


(おい)の名の有(あり)(とも)しらで四十(しじふ)から

四十雀(しじゅうから)が四0歳を初老とも知らぬ気に,若々しく囀(さえず)る。
(『袖珍版 芭蕉全句』堀信夫監修 小学館 2004年)
    

葉は赤くなり
うつくしさに耐へず落ちてしまつた
地はつめたくなり
霜をだして死ぬまいとしてゐる
(『八木重吉全詩集2』ちくま文庫 1988年)
金魚が泳いでいるみたい(^v^)
メジロにまた会えた♪

誰やらが口まねすれば目白鳴く  正岡子規
(『俳句の鳥・虫図鑑』復本一郎監修 成美堂出版 2005年)
ここ数日青空で小春日和ですね(*^。^*)
コサギが田んぼにいました。