2015年12月20日日曜日

晴れた風のない日は(*'▽')

昨夜ダウンロードしたWindows10を今朝、5時過ぎからインストールしたら7時過ぎまでかかった(;'∀')

かくまでの気持の老けやたんぽぽ黄
(『夏みかん酢つぱしいまさら純潔など』鈴木しづ子 河出文庫 2009年)
今朝はこの冬一番の冷え込みで最低気温は2度2分だったそうです。
気温が低く、晴れて、風のない日は霜がおります(^^♪

シジュウカラ
今は朝ですが(^^ゞ

  冬晴

冬晴の昼の
青空の大きさ
電車通りを
疲れて歩く

(『定本原民喜全集Ⅲ』青土社 1978年)

 巻第五 秋歌下 292
  雲林院の木のかげにたたずみてよみける   僧正遍昭
わび人のわきて立ちよる木(こ)のもとは頼むかげなく紅葉散りけり

世の中をつらいと思っている人がとくに選んで立ちよる木のもとでは、頼りになる蔭もなく紅葉が散っているのだ。
(『新版古今和歌集』高田祐彦訳注 角川ソフィア文庫 2009年)
遠くてピントが合わせられなかった(;'∀')
ヤマガラが歌っていました♪
シジュウカラが急斜面をものともせずにp(^-^)q


巻第十(秋の相聞) 2304
   衣(ころも)に寄(よ)せき
秋つ葉ににほへる衣我(われ)は着じ君に奉(まつ)らば夜も着るがね

  ◆衣に寄せた
秋の木の葉に染まった色美しい衣を私は着ますまい。
あなたにさし上げたら夜も着てくださるように。
▽愛する男に衣を贈る時に添えた歌か。
(『万葉集(三)』佐竹昭広他校注 岩波文庫 2014年 )

ジョウビタキ
カラスがパンでもくわえているのかな(・・?

見よ今日もかの青空の一方のおなじところに黒き鳥とぶ
(『日本の詩歌5 石川啄木』中公文庫 1974年)
まるで飛ぶ練習をするように

しきりに羽ばたいていて
ちょっと飛んではすぐに…
近くに別のシジュウカラもいてまるで巣立ちのような…
シジュウカラの子育ては春でこの時期に子育てはないと思うのだけど…(。´・ω・)?
公園冬の小径いづこへともなくある
(『尾崎放哉全句集』伊藤完吾・小玉石水編 春秋社 1993年)
沈黙をつづけて来たる石ゆえに石の笑いはとどまらぬなり
(『青じその花』山崎方代 かまくら春秋社 平成3年)
コゲラに会えたけど遠くてすぐに見失った(´・_・`)


メジロ
黒くつぶれたな…(;´・ω・)
アオジ
何ごともまねき果(はて)たるすゝき哉

波瀾万丈の人生も、野辺送りを終えてみると何ということはない。
人の一生が、手招くようにそよぐ薄のようなものだと思えてくる。
(『袖珍版 芭蕉全句』堀信夫監修 小学館 2004年)