2015年12月19日土曜日

今年は暖冬だそうだけど…

今朝のニュースで天気予報士の方が暖冬の時は,気温差が激しくなると話をされていた。
その原因は,エルニーニョの影響が強く偏西風の動きがいつもと違うためとか…

薄の穂枯野ひきよせおののける
(『定本原民喜全集Ⅲ』青土社1978年)
袖ふれて錦木紅葉こぼれけり  富安 風生
(『植物歳時記』日野巌 法政大学出版局 1978年)
露霜のとくるがごとく天(あま)つ日の光をふくみにほふもみぢ葉
(『新編 みなかみ紀行』若山牧水著、池内紀編 岩波文庫 2002年)
落葉にしては色が鮮やかだなと思って近づくと幼木なんですよね(*^。^*)
アオジ

アオジ♀
働く口はあっても足が向かない歌を詠んでも金にはならない
(『青じその花』山崎方代 かまくら春秋社 平成3年)
カワラヒワ

Kazeにはこの時期からよく出会う野鳥なのですが
春の季語なんですよね…
河原鶸(かわらひわ)風にながされ鳴きまどふ  上村占魚
(『俳句の鳥・虫図鑑』復本一郎監修 成美堂出版 2005年)
あるけばあるけば木の葉ちるちる
(『あの山越えて 山頭火行乞記』大山澄太編 潮文社新書 昭和44年)
枯れ葉をコートのように上手に着ている(^v^)
これなら寒くても大丈夫だねp(^-^)q
愁ひ来て
丘にのぼれば
名も知らぬ鳥啄
(ついば)めり赤き茨(ばら)の実
(『日本の詩歌5 石川啄木』中公文庫 1974年)
池ではなくて落葉の中にカルガモ(^_-)
木枯らしや坐せば双つの膝頭
(『夏みかん酢つぱしいまさら純潔など』鈴木しづ子 河出文庫 2009年)
ジョウビタキ
日向ぼっこをしているシジミチョウがいました\(◎o◎)/!
ウラナミシジミかな(・・?