2015年11月4日水曜日

雲ひとつない青空(*^。^*)

   迎 送

朝を
微笑みで
迎える
人は


夕を
微笑みながら
送る
自然にすなおに従って

(『ぞうきん』)
一本に子供あつまる榎(え)の実かな
(『子規句集』)

寒椿の紅凛々と死をおもふ
(『鈴木真砂女全句集』)
シジュウカラ
朝ご飯がまだのようで…忙しそう…
この子も忙しそうに…
エナガもジ~ッとしてくれない…
メジロも一緒にいましたが…
木々の間を動く動く…
以前紹介した詩ですが…

    ことり

そらの
しずく?


うたの
つぼみ?


目でなら
さわっても いい?

(『いのちのうた まど・みちお詩集』)





ヒメアカタテハ(タテハチョウ科)
コスモスの うた

だれかに 一りん
あげたいのだけれど
コスモス


コスモス
ともだちが すき
ともだちと みんなで
てを つないで あそんでる


グラスに 一りん
さしたいのだけれど
コスモス
コスモス
あおぞらが すき
あおぞらを みあげて
みな はればれと うたってる
(『いのちのうた まど・みちお詩集』)
飯のうまさが青い青い空
(『山頭火句集』)
ヒメアカタテハは晩秋まで見ることができるようです。
この日秋ぬくく蝶が出てこの道寺へ行く  萩原井泉水
(『日本の詩歌 19』)
いつとなく秋のすがたにうつりゆく野の樹々を見よ靜かなれこころ
(『若山牧水歌集』)
柚子の香や秋もふけ行く夜の膳  荷風
(『基本季語五00選』)

   兵営の桜

十月の兵営に
桜が咲いた
ちっぽけな樹に
ちっぽけな花だ
しかも 五つか六つだ
さむそうにしながら
咲いているのだ
ばか桜だ
おれは はらがたった

(『愚の旗』竹内浩三 成星出版 1998年 出版社は倒産しているようです。)
短命や花もつ八つ手何本も
(『夏みかん酸つぱしいまさら純潔など』)