2015年9月7日月曜日

雨の小休止の間に…

朝,雨が止んでくれていたので(*^^)v
シオカラトンボ
ヒガンバナ
 彼岸花さくふるさとはお墓のあるばかり
(『山頭火著作集Ⅳ 草木塔(自選句集)』潮文社 昭和46年)
キツネノマゴが達磨さんみたい(^v^)
オオニシキソウ
ウスバキトンボなんですが…
この子もなんかモタモタしていました(^u^)
ムギワラトンボ
この子も「デラレナイヨ…」なんて嘆いているみたい(^v^)
副性器のようなものが見られるので雄かな?
コムラサキ
 足元へいつ来(きた)りしよ蝸牛(かたつぶり)
(『新訂 一茶俳句集』丸山一彦校注 岩波文庫 1990年)
(樹の上にいましたが(^_-)…)
ウスバキトンボはなかなか止まってくれないのですが,
雨が降った後だったからかな?
ヤマトシジミ
ヤマトシジミ♀
 古今和歌集 巻第十四 恋歌四 711
いで人は言のみぞよき月草のうつし心は色ことにして

いやはや,あの人は言葉だけは立派だ。露草で染めた衣が色が移りやすいように,移り気な本心は,はっきりと現れていて。
(『新版 古今和歌集』高田祐彦訳注 角川ソフィア文庫 2009年)
ミミカケは張り子の猫ではありませんが(^_-)

はりぬきの猫もしる也(なり)今朝(けさ)の秋

張り子の猫が,点頭している。秋風のひんやりした感触で,秋が来たことを納得したものと見える。
(『袖珍版 芭蕉全句』堀信夫監修 小学館 2004年)

てんとう【点頭】うなずくこと。承知すること。
(『広辞苑 第六版』岩波書店 2008年)
のんびり屋さんで恥ずかしがり屋さんかな(・・?

  明治33年4月19日(湯さましのやうの器を造る)
蓮がたのうつはのへりに附けそへし蜻蛉(とんぼ)の尻を曲げて手となす
(『子規歌集』土屋文明編 岩波文庫 1986年)