2015年8月24日月曜日

ときおり涼しい風が(*^_^*)

万葉集巻十三(相聞)
3289
み佩(は)かしを 剣(つるぎ)の池の 蓮葉(はちすば)に 溜(た)まれる水の 行(ゆ)くへなみ 
我(あ)がする時に 逢ふべしと 逢ひたる君を な寝(い)ねそと 母聞(き)こせども 
我が心 清隅(きよすみ)の池の 池の底 我は忘れじ 直(ただ)に逢ふまでに


  反歌
3290
古(いにしへ)の神の時より逢ひけらし今の心も常(つね)忘らえず
3289 (み佩かしを)剣の池の蓮の上に溜まっている水のように,
行く方もなく私が思い悩んでいた時に,ぜふ逢おうと言って逢ってくれたあなたのことを,
共寝してはいけないと母はおっしゃるけれども,
(我が心)清隅の池の,池の底のように深く私は忘れまい。じかにお逢いするまでは。

▽母親に結婚を反対された男を思う歌。「み佩かしを」は,刀剣の敬語の「みはかし」の意で「剣」の枕詞。
「剣池」は応神天皇11年に作られたという「剣池」であろう。
舒明天皇7年(635)7月に「瑞蓮,剣池に生ひたり」(日本書紀)と見える。
第五句の「行くへなみ」は,蓮葉の上に溜まった水を譬喩として恋のよるべなきことを言う。
第十句の「母聞こせども」の「聞こす」は「言う」の敬語。
3290 遠い神代の時から男と女は逢ってきたらしい。今の世の私の心にもずっと忘れられない。
▽長歌の結びの「我は忘れじ直に逢はめに」を承ける。
君を思い続ける我が心も,神代から変わらぬ男女の恋の一つと思い知ったのである。
(『万葉集(四)』佐竹昭広他校注 岩波文庫 2014年)
ジュズダマにもシオカラトンボが止まっています(^v^)
ショウジョウトンボ
ウメモドキの実が赤くなりました。
時おり涼しい風が吹いてくれました(*^_^*)
カンナがお気に入りのオンブバッタ(^v^)
イチモンジセセリ
マルバツユクサは余裕の感じですが…
下のツユクサは重たそうです(^v^)
エゾミソハギもクマバチの重さに悲鳴を上げていたようですよ(^v^)
スイレンも少なくなりました…
ミミカケは眠そうでした(^v^)
水を飲むのかなと近づくと…飛んで行った
今度は日向ぼっこ…
コムラサキ♀
ツマグロヒョウモン♀
アゲハ
青空は今日までかな(・・?